東京都発行喫煙防止リーフレット(高校生向け)
タバコとその関連製品は、健康に多くの悪影響を及ぼす可能性があります。心臓病、がん、呼吸器疾患など、多くの深刻な健康問題のリスクを高めることが科学的に証明されています。特に、成長途中の身体には、大人よりも深刻な影響を与える可能性があります。
未成年者の喫煙は法律で禁じられています。これは、若い人々がこれらのリスクから守られるべきであると認識されているからです。タバコはまた、ニコチンという依存性のある物質を含んでいます。ニコチンは非常に強力な依存性を持っており、一度始めると止めるのが非常に困難になります。
未成年者にたばこ・酒類を取得・使用 させない取組の効果的推進方策の検討(内閣府)
皆さんこんにちは!管理人の眞太郎(@dreamerfreeman)です。
さて、なぜ世間ではタバコばかりが批判的な意見が強いのでしょうか?
個人的にあまりお酒は飲まない方なのですが、お酒だって様々な危険や病気にかかるリスクだってありますよね…。
そこで本記事では、なぜタバコばかり悪く言われるのか?について解説しながら、お酒とタバコの有害性についてまとめていますので是非ご覧ください。
なぜタバコばかり悪く言われるの?
まずはじめに、なぜタバコばかり悪く言われるのか?について解説していきます。
ちなみに、私は一日1箱以上のタバコを吸う加熱式たばこユーザーの一人です。
かれこれ10年以上タバコを吸っていますが、年々喫煙者に対する扱いが悪くなっているように感じます。
例えば、タバコ1箱にかかるタバコ税の高騰、法律や条例による喫煙場所の減少、なぜか無意味に嫌がられるなど、10年前に比べて益々喫煙者に対する扱いが悪くなっています。
確かにタバコは健康への有害性もありますし、副流煙のせいで周囲の方への有害性もあります。
でもこれってタバコだけじゃないですよね?
例えば、お酒を挙げてみましょう。
私自身は、普段あまりお酒を飲む機会は少ない方なのですが、飲酒に関してかなり迷惑に感じることがあります。
中には電車内でお酒を飲む方がいますが、ぶっちゃけ酒臭いですし、一緒に食べるおつまみのニオイも不快です。
また飲酒運転は非常に危険ですし、飲酒することによって騒いだり、争い事になることもあります。
さらに、お酒を飲むことで健康への有害性もあります。
肝臓や膵臓などの内臓に関する病気へのリスク、糖尿病や痛風などの一生涯共にしなければならない病気にかかるリスクなど、私個人的にはタバコ以上に有害性、周囲の方への迷惑があるのでは?と思います。
ではなぜ、お酒は許されるのに対して、タバコばかり悪く言われるのでしょうか?
タバコは吸わないでもいられるということが一番大きいのでしょうけど、やはりあの強烈なニオイや世に出ている有害性についてのインパクトが大きいからでしょうね…。
私も普段加熱式たばこを吸っていますので、今まで以上にニオイに敏感になっています。
たまに喫煙所に行く機会もありますが、紙巻たばこのニオイは異常ですよね…。
また世に出ている有害性だと、肺が真っ黒になった写真を一度は見たことがあると思います。
ですので、『タバコは危険なものだから吸わない方が良い』という印象操作が行われていると言っても過言ではないかもしれません。
確かに、タバコは吸わない方が良いということは重々承知の上ですけどね…。
歯の色が気になるが何をしたら良いかわからない読者の皆様へ
タバコ吸っていると歯の色、気になりませんか?
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お酒の有害性とタバコの有害性
ではここからは、お酒の有害性とタバコの有害性について解説していきます。
中には、タバコは吸わないけどお酒は飲む方もいるでしょうし、お酒は飲まないけどタバコは吸う方、またはタバコもお酒も両方やる方もいます。
タバコとお酒を比較すること自体おかしなことであることは分かるのですが、つい先日タバコは吸わないけどお酒を飲む方に『タバコは吸わない方が良いよ』と言われた際に非常に腹が立ったので、お酒とタバコの有害性について改めて調べてみました。
ていうか、お酒を飲む人に健康だの周囲の方に迷惑だの言われる筋合いはないですよ…笑
お酒の有害性
まずはお酒の有害性について解説していきますが、参考にしたサイトは以下、厚生労働省の「e-ヘルスネット」です。
参考 アルコールによる健康障害厚生労働省-「e-ヘルスネット」お酒(アルコール)を飲むことで、急性アルコール中毒にかかるリスク、肝臓病、膵臓病、メタボリックシンドロームに関わる高血圧、高血糖、アルコール依存症からのうつ病、自殺、アルコールによる認知症など様々なリスクを伴うことが記載されています。
また、飲酒をすることで、口腔、咽頭、喉頭、食道、肝臓、大腸と女性の乳房の癌の原因になるとされています。
他にも、痛風や糖尿病など、様々なリスクを伴うことが懸念されているにも関わらず、なぜか『お酒よりもタバコの方が有害』と豪語する人がいます。
ていうか、お酒を飲む方が喫煙者に対して健康のことをとやかく言ってはダメですね…。
タバコの有害性
次に、タバコの有害性について解説していきますが、同じく参考にしたサイトは以下、厚生労働省の「e-ヘルスネット」です。
参考 喫煙による健康影響厚生労働省-「e-ヘルスネット」タバコを吸うことで、煙が直接触れる口や喉、肺以外にも、癌、循環器、呼吸器、妊娠への影響と行った広範な健康への影響が引き起こされると記載されています。
さらに、喫煙をすることで、癌だけでなく脳卒中や虚血性心疾患などの循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患や結核、呼吸器疾患、2型糖尿病、歯周病など、多くの病気と関係しているようです。
また喫煙をしている方の周囲への迷惑として、「受動喫煙」という言葉があります。
簡潔に言えば、副流煙による健康への有害性になるのですが、年間約1万5千人の方が受動喫煙が原因で死亡していると記載されています。
読めば読むほどに、タバコの有害性について問題があることが分かります。
もちろんお酒と比較したからどうだという訳ではありませんが、タバコは確かに有害性がある、だけどお酒にもタバコ同等、あるいはそれ以上の有害性があることは間違いのないことです。
タバコ税の減少と共に酒税が上がる可能性もある
年々タバコ税が上がることで、喫煙者が減少傾向にあります。
これは喫煙者が減ることで、喫煙に関する病気へのリスクが減ること、受動喫煙の影響で病気にかかるリスクが減ることは確かに良いことなのですが、それ以上の問題が「税収」です。
喫煙者が減るということはタバコ税による税収が減る訳ですから、これを他の税金を上げるなどして賄わなければなりません。
タバコ税が上がっているとは言え、今後益々禁煙する方が増えると思いますので、タバコ税を上げたからと言ってその税収を賄えるとは到底思えません。
ですので、例えば今後「酒税」が上がる、あるいは他の税金が上がるということは避けられないというのが現状だと思います。
つまり今まではタバコを吸う方だけしか掛からなかった税金が、今度はタバコを吸わない方がその穴埋めをしなければならないということです。
『なんでタバコを吸わない私が負担しなければならない訳?』と思う方もいるかもしれませんが、日本はそういう国だから仕方ありません…。
ですので、喫煙者が減少すること自体は本当に良いことなのですが、それと同時にその他の税金が上がる可能性もあるということは今から理解しておくべきことだと私は思います。
まとめ
まとめになりますが、本記事では決して『タバコは止める必要はない』と言っている訳ではありません。
あくまで、お酒を飲む方が喫煙者に対して文句を言う権利はないということが伝えたかっただけです。
いずれにしても、お酒もタバコも有害性がありますのでどちらもやめた方が良いのですが、問題はマナーですよね…。
限りなく周囲の方へ迷惑が掛からないように配慮する気持ちと行動が重要なのではないかと私は思います。